雅楽を作曲することについて
楽琵琶独奏曲『あそび』-東京都庭園美術館「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」展のための- について
2018年夏、東京都庭園美術館にて開かれた「ブラジル先住民の椅子 野生動物と想像力」展のための音楽を担当いたしました。庭園美術館館長の樋田豊次郎さん、建築家の伊東豊雄さん、文化人類学者の中沢新一さんたち中心メンバーの方たちへの幾度かのプレゼンテーションを経て、辿り着いた結論は、雅楽で使用される楽器、楽琵琶による独奏曲、という形態でした。
瀬戸内海小豆島福田での雅楽演奏と撮影
小豆島福田でどんぶらこの撮影を行ってきました。いまは瀬戸内国際芸術祭2022年の期間外ではありますが、瀬戸芸の一環としての企画となっています。
<新作雅楽>東京藝術大学美術館・陳列館 『法隆寺 金堂壁画展』の音楽について
こんにちは。今日はぼくが初めて作曲をした雅楽について書いてみたいと思います。
<新作雅楽>東京藝術大学美術館・陳列館 『法隆寺 金堂壁画展』の音楽について
とつぜん、雅楽での作曲を依頼された
2014年、ぼく...
雅楽の作曲 おすすめの本 その1
僕は音楽の研究者ではなく、あくまでも作曲家なので、この本が学術的に、誤りがまったく無い完璧な内容であるかどうかはさほど気にしていません。それよりも、・ぱっと開いて、さっと必要な情報がわかること・なんとなく見ていてテンションが落ちないことこの2点を重要視して資料を選択しています。
雅楽の作曲について
最近、雅楽楽器による作曲を依頼されることがずいぶん増えてきました。僕が依頼される雅楽の音楽というのは日常や映像作品、美術館などで流れてもいいような、いわゆる「普段の生活でふっと聴きたくなるような雅楽」です。